CRC日記

心掛けていること

投稿者:W

# 新卒入社 # 社員紹介
心掛けていること

EP綜合に入社してもうすぐ6年になります。

 

国際系の学部を卒業し、最初は食品メーカーに入社しました。医療や製薬といった分野は未経験で、医療資格も保有していない私ですが、なぜか採用面接で合格を頂き今に至っています。

 

入社後の集合研修、その後のOJTで順番にCRC業務を学び、OJT中は施設の先輩方にたくさん指導していただきながら、なんとか1年目を乗り越えました。しかし、医療に関する知識が乏しくて困る場面は本当に多かったです。「血色素量」が「ヘモグロビン」と同じものだと分からなかったのは今でも悲しい思い出です。

 

入社当初は本当に危ういCRCだったにもかかわらず、今は大学病院でがん試験を担当しています。

 

医療資格持ってないけど大丈夫かなあと、がん試験担当になった当初は本当に怖い気持ちでいっぱいでした。

 

怖い気持ちは今も変わらずありますが、同じ施設で業務する同僚が心強いのと、先生方が治験に協力的で何かあったらすぐ対応してくださるので、日々楽しくマイペースに業務に取り組めています。

 

さて、私が患者さんの対応で心掛けていることがあります。それは、入院中の患者さんにはなるべく毎日会いに行ってお話を聞くことです。

 

患者さんがお喋りしたそうなら、しばらくお話を聞きます。体調が話題になることが多いですが、趣味や家族、治験にかける思いが話題になることもあります。会う回数が多いほど信頼関係を築けるかなあという期待と、引き続きどうか治験に協力してくださいという下心と、不安の多い治験期間を少しでもストレスなく過ごしてほしいという願望があります。

 

がん試験の担当になってからはSAEが気になりすぎて海外旅行ができていないので、近いうちにまた旅行したいなあと思います。写真はウィーンのケーキ屋さんで注文したラズベリーケーキと、飲みかけのコーヒーです。