CRC日記

葛藤と前進の日々

投稿者:パキケファロサウルス

# 中途入社

前職が心理士というのはめずらしく、かつ少ない男性CRCとして入職した3年前。

結婚を機に転職したこともあり、CRC業務を覚えることに加え、新生活、結婚式準備と目まぐるしい毎日を過ごしていました。自分では大丈夫だと思っていたのに、めまいが出て入院してしまい、OJT期間が長引く波乱の幕開けだったことが思い出されます。

 

OJTでは先輩方からやさしく、時にきびしく指導していただき、なんとか修了することができました。精神科の試験をメインに担当することとなり、前職の経験を生かして対応できている一方、心理士の時だったらこうやってアプローチしたのにとか、もっと共感的に対応したいけどそうすると結果に影響するからできないとか、葛藤もありながら業務にあたっています。

めまいがあるという被験者様の訴えがあると自分も経験したことなので「こうだよね、ああだよね」と共感しすぎることもありますが・・・

 

もともと人や生き物に興味があるので、新たな試験を担当することになったときや、社内研修などで体の仕組みや病気のメカニズム、それに対する新薬でのアプローチ方法など、最新の知見を知ることができることに私は楽しさを感じます。また、現場で被験者様に近いところにいるからこそ、良くなっていく様子を観察することができ、新薬を開発した人たちはすごいなと感じるとともに、いつかより多くの方のためになるといいなと思っています。

 

写真は先日行った御船町恐竜博物館での一枚です。規模はそれほど大きいわけではありませんが、化石が所狭しと並んでいて大興奮の一日でした。今にも前に走り出しそうな恐竜たちのようにCRC道?を突っ走りたいと思います。